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小島 茂(学歴ネット主宰者)
読者より以下の投稿があった。 ●ブログ「学歴汚染」から、ディプロマミルについていろいろと学びました。 私はキリスト教の隣人愛の実践の思想などに惹かれて、学生時代にキリスト教の道を探求しました。A牧師が書いた本に特に感銘を受けて、教会に通うようになり、B牧師の教会で洗礼を受けるに至りました。その後、引っ越しなどによって教会を移籍することが何度かありましたが、最後にC牧師の教会に籍を置きました。 その後、いろいろと思うところがあり、教会とは距離を置いていますが、キリスト教の隣人愛の精神は実践しようと日々できる限りのことはしようという気持ちで生きてきました。 キリスト教会と数年間距離を置き、冷静に、客観的にキリスト教を見るようになりましたが、私が関わったA、B、Cの3人の牧師は、全員がいわゆる宗教ディプロマミルからの神学博士号を得て、社会的効力のない学位を活用して自らを権威づけをしていることがわかりました。しかもその3人すべてが、神学校関係者で、不正学位をあたかも真正な学位のように取り繕い発行するサイドの仕事もしています。 キリスト教に関わっていろいろと見聞を重ねるうちに、日本のキリスト教は、人口の1パーセント以下の信者しかない理由の一端がわかるような気がしました。上記3人の牧師は、その世界では「偉い牧師」「名士」「有名牧師」ということになっています。 しかし、ディプロマミル的な手法で自らを権威づけしないと心のバランスをとれないような人たちが、キリスト教界の中でもてはやされ、崇められてしまうような世界であるという事実が、現代日本のキリスト教のレベルと限界を如実に表していると思いました。 私は、若気の至りで洗礼を受けました。洗礼を受けたかどうかよりも、いかに生きるかに主眼において信仰を歩むことが大切だと考えるために、洗礼のことにはさほどこだわりがありませんが、それでも不正な神学学位を持つ牧師によって授けられた洗礼によって、私の人生まで汚された気がします。 しかし、こうした自らの忌まわしい過ちは忘れて、これ以上、被害者が出ないように、できる限りの啓蒙活動をしてゆきたいと思います。それが私にとって、隣人愛の実践のひとつだと考えています。 先日、別の読者(信者)より相談を受けた。教会内非認定学位発行(学歴汚染)を指摘して嫌がらせを受け仲間とも離間させられ孤立無援の戦いを強いられている、どうしたらよいかとの相談だったが、以前まったく同じ相談が別の教会の牧師からもあり既視感を覚えた。教会という閉ざされた空間の中でなにかおぞましいことが進行していることが読者の叫びから伝わってくる。 # by darmouse | 2009-11-20 09:08
小島 茂(学歴ネット主宰者)
日本関連で、オレゴンリストに新顔が加わった。 ●California Institute for Human Science California, Japan カリフォルニア人間科学大学院、所在地 カリフォルニア、日本 カリフォルニア人間科学大学院自身、非認定であることを認めている。 Miura Marine Institute (三浦海洋研究所)も新顔として加わっている。 ●Miura Marine Institute Japan Part of unapproved IOND degree mill complex. Probably closed. 三浦海洋研究所、所在地 日本、非認可のイオンド・デグリーミル複合体の一部。おそらく閉鎖された。 イオンド・デグリーミル複合体という表現は洒脱だ。イオンドIOND University 本体の記述にも変更が見られる。 ●Degree mill closed in Hawaii by court order. No evidence of legal authority to issue degrees valid in Japan. Considered a degree mill by Japanese experts. No evidence of legal authority to issue degrees valid in Philippines. Claim of affiliation with University of Lodz in Poland is denied by U. of Lodz. All degrees should be considered invalid. 裁判所命令によりハワイで閉鎖されたディグリーミル。日本で有効な学位を発行する法的権限の根拠はない。日本では専門家によってディグリーミルとみなされている。ポーランドのウッジ大学と学術提携の主張はウッジ大学によって否定されている。イオンドが発行する全ての学位は無効と考えられるべきである。 # by darmouse | 2009-11-18 13:47
小島 茂(学歴ネット主宰者)
読者より、アライアント国際大学(東京)という日本語で修士号が取得できる米国大学院についての情報提供と質保証についての問い合わせがあった。 ●CSPP/Alliant Masters in Clinical Psychology (修士課程概要)にはWASCより、認定された修士とあります。 ただ、(よくある質問)を見ると、講義は国内外で日本語とあります。恐らく、試験や修士論文、米国で行うという研修も日本語でしょう。米国人教員の講義には、通訳を付けるともあります。 日本語で講義し、通訳付けての講義や研修して、米国認定大学の修士とはまったく解せないです。 なぜなら、米国大学の修士なら、英語で論文を読み書きし、専門領域について英語でディスカッションできるのが当たり前と考えるからです。 認定大学院といいながら、サイトをよく見てみてもTOEFLスコアの提示の記載すらない。 WASCの認定といいますが、こうしたプログラムまでも、質の担保がなされているものなのでしょうか。 この大学の所在地は、以下の通り。 ●東京都千代田区二番町8-2 日本教育大学院大学内 日本教育大学院大学は栄光という株式会社が設置した株式会社大学である。 ●構造改革特別区域法に基づく、千代田区「キャリア教育推進特区」認定の株式会社による専門職大学院。 設置主体 株式会社 栄光(Eikoh Inc.) 教授人には日本人が並んでいるので日本語が基本だが、米国人の英語講義は日本語通訳がつくという。 ●国内/外を通じて基本的に講義は日本語で行います。米国人教授の講義には通訳がつきます。 日本語でOKの米国大学について、日米教育委員会は以下のように述べている。 ●日本語での論文提出や過去の経験や実績を認め、一定金額を納めれば学位が授与されるような大学は認定(accreditation)を受けていない場合が多く、それらの大学は、‘diploma mills’ または ‘degree mills’と呼ばれています。 この点、アライアント国際大学はきっぱりディプロマミルであることを否定している。 ●正式にWASC (西部米国大学大学院協会)認定を受けており、3年間48単位を取得して初めて学位が授与されます。最近、「ディプロマ・ミル (ディグリー・ミル)」といわれるeラーニングによる、社会経験を単位に換算し短期間で学位取得が可能な海外大学院プログラムがあるようですが、当プログラムは、そういうものとは全く異なるものです。 英語圏の大学でありながら日本語でOKというところに、、オーストラリア公立グリフィス大学とラ・トローブ大学の看護学プログラムがあり、以前本誌でも取り上げたが、すでに閉鎖している。 「日本語で講義し、通訳付けての講義や研修して、米国認定大学の修士とはまったく解せないです。」という読者の疑問は首肯できる。英語力の裏付けが伴ってこそ米国大学の学位といえるし、周囲も当然それを期待するだろう。さらに本人のみならず通訳という他者の力が介在すれば、もはや純粋にその人個人の力とはいえなくなってしまう。 # by darmouse | 2009-11-15 20:53
小島 茂(学歴ネット主宰者)
読者より、カンタベリー大学(英国)について問い合わせがあった。 ●カンタベリー大学(英国)はディグリーミルととらえてよいか? スタンフォード大学にディグリーミルと真正な大学の2つがあるように、カンタベリー大学にもディグリーミルと真正な大学の2つがある。またCanterbury University も University of Canterbury (ニュージーランド) も和訳すると、どちらもカンタベリー大学になってしまうが、どちらか? ●Canterbury University の方である。カネを払えば短期で取得できるなら、ディグリーミルか? その可能性が高い。実際、Canterbury University はオレゴンリストにも掲載されている。 ●Not associated with the legitimate New Zealand University of Canterbury nor the UK Canterbury Christ Church University or University of Kent at Canterbury. ●ハーグ国際協定第十二条で有効とされていると主張しているが、そうか? ディグリーミルは、相手が分からないと高をくくって、国際条約や規程を持ち出して牽強付会にこじつけることがよくある。それと似たようなことだろう。
小島 茂(学歴ネット主宰者)
読者より以下の投稿があった。 ●カリフォルニア人間科学大学院大学学長の本山博博士が、京セラの稲盛和夫名誉会長と、『人間の本質』という対談本をPHP研究所から本を出しました。京セラと稲盛氏といえば日本を代表する企業と起業家ですし、PHP研究所といえば、松下電器産業を興した松下幸之助氏の出版社です。日本を代表する財界のセレブと、非認定大学の学長が、対談本を出版できてしまうというのは、何とも不思議なことです。 http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-77006-2 稲盛氏は、利他のこころの大切さを説く異色の経済人ですが、非認定大学問題には目が開かれていないようです。 非認定大学、ディプロマミル問題は、人間の欲が如実に表れるので、『人間の本質』を学ぶよい教材だと思います。 カリフォルニア人間科学大学院については、以前、別の読者より以下の投稿があった。 ●以前(2009.2.17)、カリフォルニア人間科学大学院について質問し、ご丁寧なご返事を頂き有難う御座いました。 最近、ブログ「学歴汚染」を拝見したところ、この学校について再度(2009.6.12)質問した者がいるようですが、私になりすましたもので、私本人の質問ではありません。おそらく、○○氏自身が、私の質問(2009.2.17)の答えのお茶を濁す目的でなりすましたものではないかと思います。 これを機会に、"カリフォルニア人間科学大学院は非認定大学であり、影山氏の博士号の学位は公的に認められない学位である。"と再度強調していただきたいと思います。 ネット上で、California Institute for Human Scienceはカリフォルニア州公認大学とうたいながら、WASC(The Western Association of Schools and Colleges)加盟校とすることを目指していると書かれているので、自ら非認定大学であることは認めているようだ。 これまで幾度も述べてきたが、ハワイ州やカリフォルニア州(消費者省)での大学設立認可は企業や任意団体同様、法人登記すればだれでも容易に得ることができる。問題は認可 approved でなく認定accreditedである。つまり州認可大学 university approved by the stateでなく認定大学 accredited university であるかどうかが決定的に重要である。 ところが、日本では州もなく認可と認定も同一なので、ほとんどの日本人はその辺の区別がわからない。非認定大学 unaccredited university はその隙間を突いて、州公認大学、州認可大学としてアピールする。結果、多くの日本人が認定大学と勘違いしミスリードされてしまう。
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イオンド大学IOND Univ
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