2006年 01月
大統領の名を冠したディプロマミル [2006-01-18 20:27 by darmouse]
ディプロマミルと文部科学省の内剛外柔性格 [2006-01-18 00:12 by darmouse]
ディプロマミルの偽学位を容認する文部科学省教員審査の杜撰さ [2006-01-10 16:37 by darmouse]
日本の大学教員の学歴汚染(2) [2006-01-02 20:18 by darmouse]
大統領の名を冠したディプロマミル
   小島 茂(学歴ネット編集長)

アメリカの大学には、大統領の名を冠した大学がある。

Roosevelt University
John.F.Kennedy University
Washington University
Lincolon University
Jefferson University
Truman State University

これらはいずれもアクレディテーションを受けた正規の大学である。
 ところが、同じく大統領の名を冠したディプロマミルがある。

Clinton University
Hoover University

 クリントン大学は悪質なジョークである。
大学ではないが、フーバー大統領の名を冠した、スタンフォード大学の Hoover Insttitution は世界的に有名な国際政治経済政策研究所である。
 正規の大学に名を冠すれば一安心かというとそうでもない。同時にもディプロマミルにも名を連ねている大統領もいる。

Lincoln City University
Jackson State University
Thomas Jefferson University
Roosevelt University (Belgium)

ディプロマミルは、権威づけ、信用保証のために、有名大学に似せた名称を用いてその大学に害を及ぼしているが、悪用された大統領もその意味では被害者である。
# by darmouse | 2006-01-18 20:27 | ディプロマミルDiplomaMill
ディプロマミルと文部科学省の内剛外柔性格
小島 茂(学歴ネット編集長)

読者より、以下のメールが届いた。

「いつも学歴ネット拝読しております。
こういうのもありました。

http://www.janjan.jp/world/0601/0601030298/1.php」

 これは、「米国大学(院)学位商法」の危険性と題して、日本のディプロマミル問題を追求している、インターネット新聞janjan の記事で、昨年、文部科学省の設置基準をクリアできず審査をパスしなかった、旭インターネット大学大学院のことを取り上げている。適格教員の不足、学長室や会議室に自宅を使用することが不可の理由のようだが、バベル大学院もコンドの一室で、DETC(遠隔教育の認定機関)のアクレディテーションを取得しているのだから、頑張れとエールを送っている。

 大学の国際競争が激化し、国際的評価システムに組み込まれる時代が迫りつつあるなか、文部科学省の認可を受けるより、むしろDETCのアクレデーテーションを取得してしまった方が、手っ取り早いかもしれない。これからは日本の大学というより世界の大学としてデビューしたほうがいいかもしれない。

 ちなみに、文部科学省は、3年ほど前から最近、大学・大学院の設置基準に関して、事前チェックから事後チェックへ重点を移し、したがって設置基準認可も緩くなった。にもかかわらず、旭インターネット大学院やアニメのWAO大学院が不認可になるところをみると国内ではチェックするところはきちんとチェックしているようだ。

 他方、内剛外柔というか、文科省は海外のディプロマミルには甘く、国際的音痴のせいか、役所特有の問題があっても見ないふりをしているせいか、あるいは厄介な問題は各大学に任せているのか、偽学位をもつ教員を教員審査でもパスさせてしまうし、かれらに税金である科学研究費も与えてしまうという国際的に見たら唖然とする行為を行い続けている。


# by darmouse | 2006-01-18 00:12 | ディプロマミルDiplomaMill
ディプロマミルの偽学位を容認する文部科学省教員審査の杜撰さ
小島 茂(学歴ネット編集長)

X氏はディプロマミルの博士号を買収利用している。

「ハッタリが強く、見栄ぱりで、本質は金だ。何でも金にまかせてやる。」

と人物観察眼のある心理学者が喝破した。

 著書には必ず○○学博士と記載するが、取得大学名を明らかにしたことはない。X氏を知るY教授に話したところ、

「ダーティな奴だ」

と唾吐した。

 そのY教授が、新しい大学設置を文部科学省に申請するために、X氏に科目担当の依頼をした。

「あなたは気分を害するでしょうが、上からの指令で、時間もなく、他に探す当てもなかったものだから。」

 アメリカの教育省がディプロマミルの学位を容認することは考えられないが、日本の文部科学省はディプロマミルについての知識もなく事なかれ主義を取っているから、フリーパスでX氏も教員審査をクリアした。
# by darmouse | 2006-01-10 16:37 | ディプロマミルDiplomaMill
日本の大学教員の学歴汚染(2)
              小島 茂(学歴ネット編集長)


小島 茂(学歴ネット編集長)

読者よりメールが届いた。

「お世話になっています。E-Magazineです。
学歴ネットの読者の方から
メールが届きましたのでお送りします。
このメールは普通のメールと同じように読者に返信できます。

件名:登録しました
本文:元私立大学教師です。先生の告発。共感すること大いにあります。ご健闘を。

早稲田大学の関係者(教授)にたずねた。

「有名な考古学者がパシフィックウエスタン大学の博士号を取得したことが、週刊誌やインターネットで取り上げられていましたが、学内ではとくに問題にはならなかったのでしょうか?」

「イヤ、当然、問題になりましたよ。結局、その学位はダメということで、彼は後々に理工系の学部に論文を提出してそこから博士号を取得しました。」

仏教大学の関係者(教授)が述べた。

「私のところにも似たケースがあって騒ぎになりました。その教授は、アメリカへの留学経験なもいのに、突然、アメリカの大学から博士号を取得しました。名前を聞くと、週刊誌や総合雑誌に広告を出している、金を出せば直ぐ学位を出す大学です。本人に直接問いただすと、口ごもって、これまでの論文をいくつか提出したと弁明している。でも博士論文など書いていませんね。

 そのアメリカの大学名は堂々と書いていました。その後、九州の大学に移りましたが、そこの大学も、見抜けなかったんでしょうね。アメリカの大学といっても、日本人の多くはよくわかりませんからね。聞いたことのない大学でも書かれればそんな大学もあったのかと思ってしまう。まして大手の新聞や雑誌に広告でも載れば、それが権威付けになって、余計信じてしまう。問題ですね。」

# by darmouse | 2006-01-02 20:18 | 学歴汚染


< 前のページ 次のページ >